小豆島日帰り旅行を実施しました
2024年11月、介護添乗員と行く「フェリーで行く小豆島~道の駅オリーブ公園&寒霞渓眺望と和食の郷土料理~」の日帰り旅行を実施しました。
瀬戸内海に浮かぶ小豆島は、明治時代に政府がオリーブ栽培試験地域に指定しオリーブ栽培をした結果、国内で唯一小豆島のオリーブだけが実を結んだため、小豆島は国内を代表するオリーブの産地として知られるようになりました。小豆島にはオリーブ畑や展望台、オリーブ製品を多く取り扱う道の駅オリーブ公園のほか、標高約570mの寒霞渓から眺める瀬戸内海など名所が多数存在します。
小豆島への観光を懐かしんでいただくために、今回企画しました。
同行する介護添乗員は、事前に各地の現地実地研修をしておりますので、案内をする際の車いすの動線やお手洗い施設の状況、眺望箇所や体験のポイント等、お客様にお喜びいただくための下準備を進めて参りました。

高松港から小豆島土庄港行のフェリーは事前に下見をしていたこともあり、お客様の誘導はスムーズにできました。船内の広い窓から眺める瀬戸内海の島々や四国の屋島等、景色の説明をするのも添乗員の役割の一つです。お客様とじっくり話せるよい時間を過ごすことが出来ました。

当日は天候にも恵まれ、道の駅オリーブ公園からオリーブ畑や瀬戸内海眺望をお楽しみいただけました。

オリーブ畑にあるオリーブの葉の中には、先端がハート型になった「幸せのオリーブの葉」があり、そんな幸せ探しも旅の想い出の一つです。お客様は見事に幸せのオリーブの葉を見つけ、道の駅に備え付けられているラミネート加工を施し、旅の想い出作品を作っていただけました。

昼食は小豆島にある「創作郷土料理レストラン暦」にて、郷土料理をご賞味いただきました。事前下見の際にも車いすリフトの活用や提供いただく料理内容をお店の方と相談していたこともあり、お客様には大変ご満足いただくことができました。

小豆島を代表する観光名所の一つである寒霞渓では山頂の展望台から瀬戸内海を一望し記念写真を撮影。「昔を思い出すわー」と過去に訪れたその当時の事を懐かしみながら想い出を語ってくれました。
旅行は最高のリハビリとも言われます。旅行に行く前からワクワクされ、出発時に元気に行けるようにリハビリに励んだり、昔訪れた想い出の地に行くことで当時を懐かしんだり、普段味わうことの少ない景色眺望やお食事を召し上がることで刺激を受けたり、よい効果が多いようです。
お体の事情で旅行を諦めるのではなく、介護添乗員と一緒に新しい想い出作りに行きませんか。